ホリエモンvs餃子店の炎上は何が悪かったのか

先月末のホリエモンこと堀江貴文さんのFacebookの投稿はリアルタイムに見ていて、随分ご立腹の様子だと思っていました。まさかここまで大きく炎上するとは予想できませんでした。
その時の投稿がこちら。

広島県尾道にあるその餃子店には、その後クレームの電話が1日100件以上鳴り響き、店主の奥様は心を病んでしまわれたようです。
私たちはこの一件をどのように受け取るべきでしょうか。
マスク着用の是非
まず、この一見はお店にマスク着用の掲示があったことが発端です。これは、実は、広島県の感染対策ガイドラインに記載がある項目です。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/120791.pdf
つまり、餃子店は県のガイドラインに従って、真っ当に感染対策をしていると言えます。
ホリエモンに至っては、食事中はマスクを取るはずなのに、どこまでマスク着用を求めるのか確認したかったという意図がありました。
この問いに回答するならば、ガイドラインに記載のあるよう「食事中以外」ということになります。さすがにいつからいつまでが食事中に該当するのか、まで議論にならないと思いますから、店側も十分な説明が出来たものと思います。
ホリエモン側としては、店側の一方的な態度に納得がいかなかったようです。感染対策の内容を聞かれた以上は、然るべき説明をすべきですが、店主の取った行動は厄介払いでした。
面倒な客は追い返す、といった強硬策が店側の正義としてあったという背景があります。
ガイドラインに従うだけでは対策にならない
今回の一件は、感染対策のガイドラインはあるものの、客対応に関する方針は飲食店事業者に委ねられています。そこまで細かい問答集を提示している自治体は少ないよう見受けられます。
個人的な見解としては、喧嘩両成敗であるという考えです。
ホリエモンは、飲食店に対する気配りがもう少しあってよかったと思いますし、飲食店側は辞典が行っている感染対策に対して理解を得る姿勢をもっと取らねばならなかったと思います。
結果的にも双方にイメージダウンが発生し、飲食店側には奥様が体調を崩されるほどのクレームが殺到しています。
どちらかを悪者する、どちらが正しい、といった議論も的外れかと思います。すべては、新型コロナウイルス感染症による被害です。人類にとっての悪者はウイルスであり、このような精神的な不安や憤りを抱きやすい状況に陥らせているのは、新型コロナウイルスに他ありません。
今一度、冷静になり、人の尊厳について省みる機会かと思います。