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売上が上がる バックオフィス最適化マップ | 本間卓哉(著)

売上が上がる バックオフィス最適化マップ

売上が上がるバックオフィス最適化マップ

本間卓哉 クロスメディア・パブリッシング 2020年07月02日頃
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by ヨメレバ

企業にとって顧客との間に表立って登場しない「バックオフィス」と呼ばれる組織は、
存外ないがしろにされるものです。

人事部や総務部、情報システム部などがバックオフィスにあたりますが、
それらの部署はそれらの部署の課題をITで解決し、最適化する方法について
まとめられています。

とはいえ、多くの企業も昨今のIT化、DX化の波に乗ろうとさまざまなサービスや製品を導入し
バックオフィスの効率化に向けて投資を進めています。

本書はそれらの動きに対するアプローチとして
まず「会計」に基準を置きそこから逆算して導入するサービスを検討するのが
定石であると解説されています。

企業の全ての活動は会計に収束します。
人員を採用することは給与支払いという会計に行きつき、
営業活動は売上という会計に行きつきます。

何をするにもお金がかかり、その結果お金を入ってくるというのが企業活動です。
会計ソフトの導入が基本となり、それと連携する各種システムから設計することが基本と言います。

その他、従業員や顧客を軸とした各種サービスの導入検討のノウハウや、
煩雑になりがちなITサービス導入を、混乱させることなく最適に推進するための知識が
本書からは得られます。

バックオフィスの混乱は企業が成長すればするほど、
そのコストが大きなダメージとして蓄積し、企業利益を悪化させていきます。

本書は、これから各種ツールを導入したいと思っている企業担当者や
今現在バックオフィスの課題解決に当たっている方に
その基本を抑え、非効率なアクションを取らないためにもまず一読してみることをお勧めしたいと思います。

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本間卓哉 クロスメディア・パブリッシング 2020年07月02日頃
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