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ビジネス書・自己啓発本おすすめ14選
個人的におすすめの書籍を紹介します。Twitterや社内のSNSで日々投稿しているおすすめ書籍を記事としてまとめたものです。
これからも日課として続けていきますので、また溜まったら第2弾を紹介させて頂きます。
今回は自己啓発本やビジネス書を中心にまとめています。仕事の考え方などに参考になるものを集めておりますので、ぜひお役立てくださるとうれしいです。
イノベーションのジレンマ
異能vationに選ばれて、慌てて買った一冊。
翻訳本独特の読みにくさはありますが、HDD業界の変遷をベースに語られる、持続的イノベーションと破壊的イノベーションの違いや、なぜ大企業がイノベーション事業に失敗するか知らなかったのでめっちゃ勉強になりました。
近い業界の話なので、IT業界の歴史的背景が分かってお得。経済の勉強にもなります。
マネジメント職を目指している方にもおすすめの本です。
書く技術・伝える技術
文章の書き方ってあまり教わる機会がないので、是非一度概要をつかんでみると、仕事が楽になると思います。
書くことにストレスを感じている方は是非一度よんでみると、徐々に楽に書けるようになりますし、ビジネス文書がどう言う構造で書かれているかもわかるので、読むのも早くなります。
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
人に説明する事が多くなったので、スピーチやプレゼン力を上げるために購入。
話し方の基本が具体例を添えて書かれているのでイメージし易い。日常的に話す中で取り入れて復習できるので、教科書的にたまにめくったりして使ってます。
長く喋れば伝わるってもんでもないので、伝わりやすい話し方を追求していこうと思います。
反応しない練習
ブッダの教えを現代的に解釈した一冊で、悩みに対する向き合い方を解説しています。
悶々と考えてしまう繊細な人にかなりおすすめです。
「悩み」が発生するメカニズムは、心が無駄に反応してしまうから、と言う考え方です。「妄想」と「現実」の区別の仕方、など目から鱗の内容が詰まっていて衝撃でした。
読み方に一つポイントがあります。仏教的な用語が多いので文字だと混乱されるかもしれません。僕はAudibleで聞いたのですが、仏教用語が全くの暗号にマスクされて聞き取れないのが好都合で、逆に内容に集中できました笑
0秒思考
自分の思考、そして心の「解像度」を上げるためのトレーニング方法が解説されています。
方法はシンプル。A4用紙にテーマを決めて、1分間殴り書くだけ。毎日10分間だけでいいそうです。「なんか不安」「イライラする」など漠然としたものでも良く、とにかくその思い当たる節を書きながら因数分解していきます。
やってみると意外と難しいし、継続することはもっと難しい。だけど、何もしない時よりも、自分の考えは圧倒的に整理され続けます。
私は少し形を変えて、毎日投稿しているラジオ音声配信の台本として殴り書きしてます。書いて、話す、と言う思考トレーニングを実践中です。
「反応しない練習」で紹介されている「ラベリング」にも使えます。
YouTuberのマコなり社長も好きだって言ってましたね。毎日実践しているらしいです。
嫌われる勇気
こちらは圧倒的おすすめ本です。アドラー心理学と言う「勇気の哲学」を諭す一冊です。
「他人」について、どこまで踏み入ったものか、と言う境界線を明解にしてくれます。
コミュニケーションで悩んでいる人や、自分に自信がない人にはぜひ一読して欲しいです。僕は子供の頃から似たような思想は持っていたものの、この本のおかげで明確に言語化できて、悩み苦しむことが減りました。
対話形式で読みやすいので、書籍が苦手な人にもおすすめです。
「他人の人生」ではなく、「自分の人生」を生きましょう。
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座
請負業務のチームリーダーになって、「プロジェクト」を勉強せねばと焦って買った一冊。
プロジェクトマネジメントって、言葉はよく使いますが、実際何をするのかは多くの場合学びませんし、体系的な教育の受講は、ほとんどが有償です。
経験上、マネージャ達が何をしてるのかざっくり知っておかなければ、現場で効率よく立ち回る事が難しいのが実情です。プロジェクトのメンバーにこそ、一度読んでおくことをお勧めしたい一冊です。
スケジュール、タスク管理、WBS、課題管理、クリティカルパス、そして「プロジェクト」とは何か。
不確定な未来に立ち向かう事は非常に困難です。プロジェクトマネジメントは、そのための「技術」に他なりません。最低限の理論武装にどうぞ。
俺か、俺以外か。 ローランドという生き方
1〜2時間でサクッと読める名言集です。元ホストにして実業家。哲学者であり、それを体現する人です。
中にはただのダジャレじゃんそれ!みたいなのもあって、お茶目な一面も見れて面白い。
ホストなのにお酒を飲まず、お茶で歌舞伎町トップになったその仕事に対するストイックさは、心底尊敬。周りと同じ事をやってもトップは狙えないという、目線の高さは見習いたいと思います。
社会の構図を「俺か、俺以外かしかいない」と捉えて考えると、「少しぐらい変わってたっていいんだなぁ」と、勇気をもらえた一冊です。
へこたれそうな時におすすめ。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編/マクロ編
私は、大学で経済学を勉強していなくて、これじゃ社会についていけないぞと危機感覚えて買った一冊。
給与とか売上とか利益とか考える際には、一回読んでおくと、効率良い思考ができると思います。社会がどういう仕組みで経済回しているのか、知っておくと楽です。
日経新聞を毎日読むと決めて読んでみたんですが、さっぱりわからず挫折。一旦、この本を読んだ後にもう一度、毎朝読む習慣に挑戦したところ、2ヶ月くらい続けることが出来ました。
お金のことを考える際には、おすすめです。
新世界
第一章「貯信時代」はこれからを生きる社会人としてぜひ押さえたいポイントです。昨日の絵本製作費の資金調達の裏側、「はれのひ事件」などいくつかの経緯を挙げて「信用」が社会に及ぼす影響が語られます。
仕事の上では、お金を稼ぐ意識よりも、「信用を稼ぎ、換金する」という投資の意識が重要です。信用経済社会、とかいうやつですね。
ただ、この本の内容は新しいようで、もう古いので要注意です。ここから先の時代は、コロナによって社会がさらに進化していきます。食らいついていきましょう。
ちなみにこの本、無料公開されています。「本を売ることよりも、信用を稼ぐ」ことを、自ら実践しているわけですね。
https://r25.jp/article/621586962847256237
スティーブ・ジョブズ全発言 世界を動かした142の言葉
格言とその言葉にまつわるショートストーリーが見開きで1つずつまとまってます。
好きな言葉は
「僕たちはエンジニアじゃなくて、芸術家なんだ」
私の行動理念だったり座右の銘的な言葉です。
死してもなお世界に影響力を持つ言葉の数々は、一読の価値有りだと思います。
ジョブズは相当でかい失敗を沢山繰り返しています。そんな様子も紹介されているので、なんか失敗しちゃった時に読んで立ち直るのにもおすすめです笑
PHP新書は手にイイ感じに収まるので、装丁も好きです。
日本再興戦略
私的には異能vationの先輩にあたる落合陽一さんの著作。
日本人の在り方に希望を与える一冊です。特に、ワークライフバランスという言葉に対して提唱する「ワークアズライフ」という考え方には、個人的に非常に共感です。
日本に根付いた百姓文化とは、100の職業を生業にするものであり、日本人的な人生とは働くことだ、という思想です。
先のスティーブ・ジョブズにも似た考え方があり、楽しんで仕事をして成果を出している人物の、思想部分の共通項は大いにヒントになるなぁと思っています。
欧米文化という型にはめられてしまった日本人が、今後どうあるべきなのか。日本の誇る若き科学者が、歴史的バックボーンを生かした合理的な理解の上で語ってくれる面白い本です。
イシューからはじめよ
マッキンゼー出身で脳神経科学者でもあるYahooのCSO安宅和人さんの著書です。
課題を解くことではなく、仮説力すなわち「問いを立てる力」について詳細な技術が記されています。
我々は、現実を変化させるために問題を解決し続けて行くわけですが、重要度の高い本質的な問い「イシュー」を見極めることが重要です。闇雲に頑張ったが徒労に終わった、なんて事は良くあります。
少し難しい内容ですが、ある程度本書の内容を掴んでおくと、論理的思考に役立つ事は間違いありません。
まとめ
毎日のように本を読みますが、人におすすめするようになったのは最近のことです。
これまでは、読んでそのままにしていましたが、このようにアウトプットしたり記事としてまとめておくと、記憶も定着し、誰かの参考にもなるかなという思いで、毎日おすすめの本を投稿するようになりました。
振り返ってみると意外と読んでいることにも驚きつつ、人にお勧めしたいと思った本は割りと記憶に残っているものです。
一冊でも良い本と出合う人生でありたいと思っています。ぜひあなたのおすすめ図書も教えてください。